2007年1月7日

「階段」

階段のまがりかどで誰かの視線を感じた。ふりかえってみると、さっと隠れてしまった。僕がまた階段をのぼってる時ふいにふりかえってみた。そこには小学三年の僕がいた。

小三の僕は、どもどもしながら、お前は鳥になりたかったんじゃなかったのか、きりっとした目で言う。ハハハ鳥になんかなりたかないよ。まわりをみわたすと母校の階段でした。

鳥になんかなりたかないよ、、、。小三の僕はなにも言わず消えるように去って行った。