2007年1月19日

「読書」

ここんとこ、本当に本を読まなくなったなあ。学生時代はむさぼるようにいろんな本を読んでたのに。本といっても小説ばかりでしたけど。

やっぱり本は読まなくちゃいけない。でも僕は知識人や頭のいい人がよくいうような、一回読んだものはもう読まない、次に読まなければならない本があるという人ではない。。僕は知識や情報を得るため本を読むわけじゃない。ただの娯楽の一つです。でも本からはいろなことが勉強になる。

僕は一回読んだ本は読まないというタイプではない。面白いと思った本は時間がたったらまた読み返す。反芻して楽しむタイプです。

今、またあの作家の本を読んでみようと思うのは、井上ひさしです。10代後半の頃『モッキンポット氏の後始末』など面白くていろいろ読んでかなり楽しめた。恐縮ながら彼がどれだけ作品をだしているかとか、人となり、思想などはよく知りません。まだ若かったから、おもしろい話を書く人だなあと言う程度です。昭和30年代頃、東の井上ひさし、西の藤本義一が活躍しはじめた。

学生時代、織田作之助にかなり傾倒していたが、西鶴、近松、織田作などにつらなる大阪の特有な文化を踏襲している藤本義一より、単純に小説として井上ひさしの方が面白いと思った。

古本屋で適当に井上ひさしの本をみつけたら、読んで楽しもう。昔読んだものも読み返してたのしもうと思ってます。