2006年11月16日

「やりたいこと」

僕の本当にやりたいことってなんなんだろう。子供の頃から音楽が好きで今も続けている。でも、18頃から映画にはまってしまって大学も大阪芸大の映像学科にはいった。

音楽よりも映画だよ、映画はいいよ。なんて入学したものも、映画制作には金と人手と時間がかかることで挫折してしまい本当に撮りたい映画は作れないまま卒業してしまった。簡単に自己表現ができる音楽に戻ってしまった。だからといって遊び半分で歌ってるわけじゃない。歌を歌うと決めたんだから心血そそいで曲をつくってるつもりだ。

でもCDもあまり売れない、ライブにも客がはいらない。それでも、俺の曲は違うんだよ、そんじょそこらの弾き語りの奴らと一緒にするなって自意識過剰なプライドをもってしまう。不出世の無頼派シンガーソングライターでもいいや、聴きたくない奴は出ていけって、ひらきなおり状態だ。

でも最近、大学時代の4年間、映画の研究、制作としてたことにちゃんと、けじめをつけたくなってきた。本当に撮りたかった映画を撮るべきだと真剣に考えている。いろんな弊害があるだろうけど、やっぱり撮りたい。それは人に評価されなくてもいい、自分の撮りたいものを撮る。

音楽、映画、本当にやりたいことはどっち?正直どっちもですよ。でも結局、歌も映画も一般受けしないんだろうな。僕はそういう星の下に生まれてきたんだろう。